2012年08月15日

富士山ふたたび…いざ、剣ヶ峰1

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2012/08/03(金)〜04(土)

昨年の宿題だった 「お鉢巡り」 と 「剣ヶ峰」

絶好の天気で最高の富士登山を満喫。

訳あって単独登山になりましたが課題をクリアしてきました。



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先月のリハビリ雲取の時に石尾根から拝んだ富士山。

2011・夏
始めて挑んだ富士山はセガレ君と剣道つながりのランナー父さんとの3人パーティー。
河口湖口から入山してなんと9時間かけて山頂へ。
しかし、セガレ君ダウンで剣が峰は諦めて下山。
雨も降ってきたし次回への宿題ということで。

2012・夏
2度目の富士山に気合が入る私、秀造。
しかし中3となったセガレ君は部活も引退。受験勉強・夏期講習。
一緒に登る予定だったランナーさんは仕事&腰痛でNG。

延期?中止? 迷ったがここを逃すと仕事の関係でチャンスはなさそう。
ちょっと寂しいけど単独で決行です。


8/3(金)

仕事を5時キッカリで上がってそそくさと帰宅。
凍らせたペットボトルと冷えひえオールフリーをクーラーバックに詰めて

17:45 自宅発

圏央道、中央高速、富士五湖有料道路を経て一路富士宮口・水ヶ塚駐車場へ
途中コンビニに寄って今日の夕食やらおにぎりやら購入。

富士五湖有料道路終点の須走ICから一般道へ。
水戸野交差点を右折、桜公園を右折で富士山スカイラインへ。
御殿場口入口を右手に見て

19:45 水ヶ塚駐車場着

キッカリ2時間で到着。 
まだ明るい駐車場からはこれから取り付く富士山が頂上まで姿を見せて
まさにWELCOME状態。

はやる心を抑えてまずは腹ごしらえ。
富士山を見上げながら途中の7-11で買った唐揚げとフランクフルトを。
ゆっくりと着替えて最終パッキング。

今回は天候が良さそうなので
長袖アンダーに半袖Tシャツのベースボールスタイル。
ボトムはCW-Xにジャックウルフスキンの夏用パンツ。
足元はブルックスの軽量トレッキングシューズサハラ-GI。
富士山ならこれで十分でしょ?
というか前回の雲取で筋力不足が露呈。
今回は大事をとってスカルパは待機。こちらで行きます(笑

シャトルバスの乗り場に向かいます。
チケットは往復で¥1,300。
20:30発のバスに並びます。もちろん先頭に。

20:30 水ヶ塚駐車場発

21:00 富士宮五合目

富士山スカイラインをグイグイと登って五合目へ。
昨年の雨のスバルライン、ズシリと重たいバスの中の空気とは正反対。
ワクワク・ウキウキ感が充満しています。

30分で五合目着。
スバルライン五合目と比べると実に寂しい。
バスの降り場から階段を上って土産物屋さんへ。

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気温は17℃。なかなか涼しい。

ここでトイレに行ったり土産物を眺めたり。

2階?と言うか屋上?屋根?に上がってさらに高度順化のための時間調整。

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ここにはたくさんの人が出発準備中。
半袖Tシャツの人、レインウェア、ジャケット装備の人、仮眠中の人・・・
たくさんの人たちで賑やかです。
30分後のバスで上がってきた人もすぐに出発したりして
すっかり取り残された感がありますがここは慌てずにゆっくりと1時間の高度順化。

22:00 五合目発

いよいよ剣ヶ峰に向けて出発。

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黄色のスタッフジャケットを着たお父さんにお願いして気合の記念撮影。
気を引き締めて山道へ。

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岩がちの道を登ると砂の緩い登りに。


22:15 六合目 雲海荘・宝永山荘

歩き始めて15分で「六合目」
これは 「もう六合目?楽勝じゃん」 なんて勘違いしてしまいそう。

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ここですでに息の上がった人が座って休んでいますが・・・大丈夫ですか?この先長いですけど。

この宝永山荘を回り込んで裏手に回ると傾斜が急になりいよいよ山登りへ。気合が入ります。


ここからは砂地に石が浮く道。
コースはロープで区切られていて狭いです。
登り下りが交錯する時間帯にはちょっと苦労しそうな印象。

見上げると小屋の灯りとユラユラ揺れるヘッドランプ。おおぅっ!興奮する!!


22:31 2,575m(プロトレック読み) 一本

マイペースでゆっくりとゆっくりと。
深い腹式呼吸とゆっくりペースを意識しながら30分。
予定通り一本立てます。

すると上から降りてくる3人組。
両側から担がれた女性が運ばれてきます。
どうやら高度障害でダウンした様子。

明日は我が身、気を付けよう・・・

5分ほど休憩して出発。


23:05 新七合目 御来光山荘

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このあたりまではみんな元気。
五合目を30分前に出発したパーティーに追いつきましたよ。
だいぶ長いこと休んでいるんですね。

お腹がすいたので小屋の前を進んで少し広くなったところにザックをおろして一本。
お稲荷さんを1個いただきます。
このお稲荷さん、山では喉の通りがよくて食べやすい。
特に上に行けば行くほど固形物が喉を通らなくなってくるので助かります。


23:15 新七合目発

10分休憩して出発。

足元は相変わらず砂に石。
このあたりになるとだんだん登山道脇に座りこむ人が多くなってきます。
先に出発した人達を抜いていったのもこの辺り。
深く呼吸をしながらゆっくり、ゆっくり。ただ止まらずに同じペースを心がけて。


23:55 元祖七合目 山口山荘

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3,000mを超えましたね。

新七合目の次は元祖七合目。
温泉場のまんじゅうの看板みたい。

しかしここまで快適、快適。
なんだか簡単にここまで上がってきちゃいましたが油断は禁物。
勝負はまだまだわかりませんよ。

小屋を通り過ぎてザックをおろします。
夜の駿河湾を眺めながら一本。
吹き降ろす風がちょっと寒い。
おかげで喉は乾かないけど定期的に水分を補給。
高山病や足攣りの予防にもなるので。

話し相手がいないのでまったくのマイペース。
特に疲れも感じないので予定通り15分の休憩で出発。
ここでレインウェアの上だけ着ます。風が冷たい。

しかしこのコース、自分のペースに合わせるかのように小屋があり歩きやすい。
45〜50分おきに一本取れるのはいいですね。
吉田ルートは小屋が多すぎてかえってペースが乱れます。

00:10 元祖七合目 発

ここからは今までと違って溶岩が固まった岩の道を行きます。
ストックはちょっと邪魔ですが手を使うほどでもなく。
このあたりも吉田ルートより楽かな?というのが私の感想。

足場も悪いところはなくステップを細かくとっていけばなんてことなく歩けます。

このあたりで若いパーティーは大幅にペースダウン。
コース上で足を止めてしまうのでところどころ詰まり気味。
後ろから声をかけて先に行かせてもらいます。


00:43 八合目 御来光拝観荘

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3,250m 北岳を超えましたね。 ここからが富士山。 この山でしか体験できないゾーン。

前回の経験からこのあたりが「おにぎりリミット」。
九合目から上ではおにぎりが喉を通らないんです。あのパリパリ海苔がきつい。
なのでここでいただきます・・・やっぱりギリギリ。お茶で流し込みますよ。

15分休憩して出発

01:00 八合目 発

気温は12℃。 吐く息が白いですよ。 う〜ん、快適。
落石防止の大きなフェンス?を回り込むと鳥居が見えてきました。

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ここからは砂礫のつづら折れ。
大きく腹式呼吸、小さなステップでとにかく進む。登る。

しばらく行くと前方に2本の柱。

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例の「お金の柱」です。
よく意味がわからないけど・・・とりあえず

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ブシュッとな。

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01:30 九合目 万年雪荘

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小屋泊の人たちもご来光に向けて活動開始でしょうか?

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ちなみに缶ジュースは¥400也。

01:45 九合目 発

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鳥居をくぐって次の目的地 九合五勺 へ。

う〜ん、ここまで全くの余裕。
ペースを乱すこともなくマイペースで上へ、上へ。
少し息苦しくなってきたけど全然問題なし。


02:09 九合五勺 胸突山荘

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「全然問題なし」と思ったけど・・・
いや、さっきのおにぎりが効いてる?少し気持ち悪いかも。
後頭部がちょっと重い。 ここが頑張りどころ。

少し長めに休憩しましょうか。

小屋の前に腰を下ろして休憩です。

ここまでくると「ほぼダウン」な感じの人たちが横になったりしています。
寝ちゃうと酸素の供給量がさらに少なくなって高山病の症状を悪化させてしまうらしいですよ。
あ、女の人が一人トイレまで間に合わず座り込んでゲロゲロ・・・と。
う〜ん、こうなると降りるしかないんでしょうね。残念ながら。

さて、動き始めた小屋泊の人たちに混ざってトイレへ。協力金¥200也。
トイレ前にいた小屋のお兄さんにお金を渡してトイレへ。
靴のまま入れるようになっています。が。
男用の小便器の奥に個室があるのですが申し訳程度の衝立しかなく
トイレ待ちをしている若い女性のすぐ脇で「ジョロ〜〜〜」と用を足すわけで。
山以外ではありえない状況ですよね。今の日本では。

さすがにオジサンでもちょっと恥ずかしい(笑

ゆっくり20分休憩して


02:31 九合五勺 発


暗いのでよくわかりませんがヘッドランプの明かりを見ると結構な傾斜のようですよ。
コースタイムで45分。去年の経験から1時間以上かかるんだろうなぁ・・・ここからがつらいなぁ・・・

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頭が重い。でも一歩ずつ上へ。一歩ずつ登る。

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あ、鳥居だ。 25分しか歩いてねーっスけど・・・


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あれ、山頂じゃん・・・

03:00 富士山頂 浅間大社奥宮

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あっけなく・・・実にあっけなく到着。
もっと苦しむと思ったんだけど。
休憩込みで5時間。
まあこんなもんか。

ご来光までまだ時間がありますね。
こんなに早く着くとは思わなかったのでここから先は全くのノープラン。
周りの人はどうしているのかあちこちをウロウロ。


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暗い中続々と剣が峰に向かう人たち。
でもせっかくの剣ヶ峰。明るくなってから登りたい。

ということで今後の予定を決定。

ここから吉田ルートの頂上、久須志神社方面に向かいよさげな地点でご来光を拝む。
反時計回りでお鉢を巡って最高峰剣ヶ峰へ。
山頂でまったりして下山。

登ってきた道は狭くてすれ違いが大変そう。
同じ道をピストンもつまらないので
御殿場ルートを下り宝永山を踏んで下山。
これで行きましょう。


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では、久須志神社に向けて出発。

一旦下って御殿場ルート頂上の鏡明水へ。
ここで20人ほどの団体さんが休憩中。ご来光のために時間調整だそうで。

岩場の登りを進みますが剣が峰に向かう人たちとのすれ違いに苦労しながらとなります。

緩やかに登って東側に回り込むと岩場の斜面にたくさんの人が座っています。
どうやらここがご来光スポットのよう。
では私もここで待ちましょうか。

まだ時間はありそうですよ。
まずは腰を落ち着けて山頂コーヒーでも。
EPIでお湯を沸かしてコーヒータイム・・・あぁ、幸せ。

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少しずつ空が白んできましたが・・・寒い。
ツェルトをだしてくるまります。ほとんど「無風」の状態だけど
この皮一枚、あるのと無いのでは大違い。

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今か今かとご来光を待つ人々。

振り返ると

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剣が峰に月・・・美しい。

剣が峰にもご来光を待つ人たちのヘッドランプの灯りが揺れます。

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三脚立ててパチリ!

さて、いよいよ来ますよー。


でも続きはこのあとで・・・その2に続く。


posted by 秀造 at 10:41| Comment(0) | 山歩き〜富士山〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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